街を走る「黄色い車」でおなじみ、えだクリニックへ訪問リハビリテーションについてインタビューへ行ってきました。副院長で理学療法士の高見さん、理学療法士の毛利さん、言語聴覚士の日野さん、作業療法士の黒田さんにご協力いただき、訪問リハビリテーションではどんなことができるのか?気になるあれこれ、聞いてきました。

気になる疑問

Q1. 通所リハビリと訪問リハビリどっちを選んだらいいの?

A. 通所リハビリと訪問リハビリを併用して利用する事も可能です。出かけるということで外の人と交流を図ったり、お家ではできないリハビリのメニューの物理療法(電気を当てたり)をする為に通所リハビリと訪問リハビリを併用する方もいらっしゃいます。

Q2. 訪問リハビリって、マッサージが主じゃないの?

A. 必要な方はマッサージも行いますが、訪問リハビリは生活を再構築することを目的としています。
訪問リハビリで行っている事は下記の通りです。

訪問リハビリでできること

生活スタイルに合ったリハビリ

「家の段差を上れるようになりたい」「自分でトイレに歩いていきたい」「口でご飯を食べたい」などできなくて困っていることができるようにサポートします。

趣味活動のお手伝い

調理や、畑、編み物など利用者がやりたいことをサポートします。やりたいことをすることで心も体も動き、「花が咲いた」など達成感にも繋がります

ポイント 病院のリハビリは床が平らで、安全に歩く為の平行棒があり、リハビリをする環境が整っています。対して、訪問リハビリは自宅で行うので、段差もありますから生活環境にあった動きを習得できます。

訪問リハビリ利用者の声

ご自宅でご主人の介護をされているK様に聞きました
言葉が不自由だったのと、飲み込みが悪くなった為、言語聴覚士さんの訪問リハビリを始めることにしました。発語の練習をして歌も歌えるようになりましたよ。訪問リハビリの日以外でも、自宅でリハビリができるように首の運動やベロの運動といった嚥下の体操を教えてもらって、とても勉強になりましたし、役に立ちました。

PT、OT、ST…名前は聞いた事あるけど違いは何?

理学療法士・作業療法士の共通点

食事・トイレなどの日常動作の支援、金銭管理・服薬管理など頭を使った動作の支援、趣味活動の支援については理学療法士・作業療法士どちらでも行っています。

理学療法士(PT)

機能回復
歩く、立つといった動作ができるように支援
呼吸リハビリ
呼吸の際に使う筋肉などをトレーニングし呼吸をスムーズにできるよう支援

作業療法士(OT)

自助具の作製
身体の不自由な人が、生活動作をより簡単にできるように工夫

言語聴覚士(ST)

言葉のリハビリ
発声練習、発語機能練習
嚥下機能のリハビリ
安全に食べられるように飲み込みの練習、食事形態の調整

作業療法士・言語聴覚士の秘密道具、拝見!

作業療法士 黒田さんの鞄の中身

作業療法士 黒田さんの鞄の中身

(1)豆つかみ・調理練習グッズ
(2)体を洗うタオル。持ち手を付け、洗いやすいように工夫!
(3)趣味活動用グッズ(園芸、編み物)
(4)自助具 スプーンはドライヤーの熱で曲げて、食べやすいように角度を調整!

利用者さんのやりたいことを一緒にします!ちなみに、利用者さんから教えてもらう事もありますよ!

言語聴覚士 日野さんの鞄の中身

言語聴覚士 日野さんの鞄の中身

(1)(2)言葉リハビリ用の問題集・絵カード
(3)嚥下機能リハビリグッズ。写真に写っているアイスの棒みたいなものは舌圧子といって舌の力をつけるために使用
(4)嚥下食の見本

リハビリって体を動かすイメージがありますが、喋ったり、安全に食べるサポートをするのが言語聴覚士の役割です!

訪問リハビリ対象者・利用料金

対象者

通院が困難な方で、在宅生活を行う上でお困りの方

利用料金(介護保険1割負担で要介護の方)

月4回(週1回)訪問・・・2,336〜2,798円
月8回(週2回)訪問・・・4,672〜5,366円
月12回(週3回)訪問・・・7,008〜7,934円

※上記は1回40分の場合の料金です。
※要支援の方は料金が異なります。
※事業所によって料金が異なる場合があります。
※お住まいの地域によっては加算が発生します。
※退院後や初めて介護認定を受けた方は加算が発生します。

< 編集後記 >
えだクリニックのみなさん、お忙しい中ありがとうございました。訪問リハビリは自分の生活スタイルにあったリハビリを行える点がとても魅力的です。介護者でもできるように指導してもらえる点もありがたいですよね!また、自宅で不自由なく生活できるようサポートしてもらえるだけでなく、趣味活動もサポートしてくれる心強い存在です。