免疫力低下の意外な落とし穴

前回の記事では、ワクチンに依存するよりも、免疫力を保つことが大切だと書きました。

新型コロナ感染で重症化したり、亡くなる人の大半が、基礎疾患があって、免疫力が低下している人だと言われていますから、免疫力に関心をお持ちの方も多いと思います。

 

日光を浴びてビタミンDの生成を促すこと、運動すること、体温を上げること、免疫細胞の重要拠点である腸内の環境、口腔内の環境を良くすることなど、できる事は沢山あります。

 

ですが、盲点とも言えるのが、薬による免疫低下です。
不要な薬はできるだけ飲まないことが、免疫力を下げないためにとても大切です。

 

解熱鎮痛剤…いわゆる痛み止めや熱冷ましはその代表格です。
プロスタグランジンなどの、炎症を促すホルモンの様な物質が出ると、痛みや熱が出るのですが、解熱鎮痛剤は、プロスタグランジンの生成を抑えることで、効果を発揮する薬です。

炎症は、免疫にとって、とても大切な反応なので、それを抑え込んでしまえば、免疫力が低下することは間違いありません。

 

ステロイド剤、免疫抑制剤、抗がん剤などが免疫力を落とす薬であることを知っている方は多いでしょう。

 

その他にも、骨粗鬆症の薬として使われる、ビスホスホネート剤という類の薬も、免疫抑制作用があります。
この薬は破骨細胞の活動を抑えることで、骨が分解されにくくする薬なのですが、破骨細胞はマクロファージという免疫細胞の仲間です。
ですから、必然的に免疫力も低下させます。

 

コレステロール下げるスタチン剤や、胃酸を抑えるプロトンポンプ阻害剤や抗ヒスタミン剤、降圧剤なんかも、広い意味で言えば免疫力を低下させると考えた方がいいと思います。

 

コレステロールのお薬について解説しましょう。
人間の細胞の細胞膜は、脂質によってできているのですが、細胞に脂質を運ぶのがコレステロールの役割です。

コレステロールは肝臓での生成が約80%、食事からの吸収が20%です。
では、薬でコレステロールの生成を抑制したらどうなるか?
あらゆる細胞の細胞膜が弱くなってしまいますよね?
ウィルスの侵入経路である粘膜の細胞も、そして免疫細胞も…

コレステロール降下薬で、がんや認知症が増えるのもうなずけますね。

 

胃薬で胃酸を日常的に抑え込んでしまうとどうなるでしょうか?
充分に消化されない食物が腸に運ばれてしまい、腸で炎症を起こしたりして、腸内環境が悪化します。
胃酸で殺菌できなかった細菌が、腸に到達すれば、これもまた腸内環境の悪化を起こしますね。

腸は、重要な免疫基地でしたよね?

 

血圧の薬はどうでしょう?
薬で無理矢理血圧を下げてしまうと、隅々まで血流が行き届かなくなります。
当然、血流が低下したところは、体温も下がるし酸素も不足して、免疫力が低下します。

 

ワクチンに関しても、例えばインフルエンザワクチンには水銀やホルマリンといった有害物質が含まれています。
これらは神経毒性や発がん性が指摘されている物質です。
口から入るのでは無く、体内に直接入ってきますので、ワクチンを頻回に、あるいは何種類も接種するようになると、有害物質が体内に蓄積して、免疫力がかえって低下してしまうのではないかと懸念しています。

 

当院では、本年5月から、薬を使わずに、病気を根本原因から予防したり治療するための外来開設に向けて、モニター様の診療を開始しました。
アレルギーや自己免疫疾患を抱えている、免疫力を高めたい、薬を減らしたい、止めたいといった方の応募をお待ちしております。

診療時間や料金など、詳しくは、お知らせに記載してございます。
そちらをご覧下さい。

10月 外来モニター募集中!