クッキングドクター

昨年6月から、料理に目覚めて以来、半年以上、ほぼ毎日お昼ご飯や晩ご飯をつくっています。

今回は、私が感じる料理の魅力や、はじめたきっかけについて、語ってみたいと思います。

料理の魅力

料理の魅力
私が感じる料理の魅力は4つあります。

1.気分転換
2.食べることの幸せ
3.未知が沢山
4.工夫が楽しい

 

それぞれについて、少し詳しくお話します。

 

1.気分転換

やってみてわかったのですが、料理って、段取りが命なんですね。
段取りが悪いと時間もかかりますし、料理が焦げたり、吹きこぼれたり、食べる頃には冷めてしまったりと、ろくな事がありません。
主婦(主夫)のみなさんを本当に尊敬します。
料理は認知症予防に間違いなく効果があると思いました。

料理をするときは、まず最初に段取りをイメージして、イメージが出来たら、スピーディーに作業をこなしていかないといけません。
時間勝負ですし、マルチタスク(同時並行)ですから、他の事を考えている余裕もなく、料理に取りかかると本当に没頭してしまいます。

普段の仕事では、しゃべったり頭を使うことも多く、作業に没頭することも少ないため、なおさら、手を動かして没頭するというのは、私にとっては貴重な時間です。

この没頭というのが、実は、本当に心地よくて、料理を終えて、美味しいご飯を食べると、イライラしてたことや悩んでいたことも忘れて、リフレッシュ出来ていることが多いのです。

 

2.食べることの幸せ

これは、そのままですね。
あとの項で書きますが、昨年私は病気を患いました。
絶食も経験しましたし、ひたすらうどんを食べる生活を3週間くらいしていました。
そういう経験を経て、美味しいものを食べられる幸せに心から感謝しています。
自分でつくれば、好きな物が好きなようにつくれるので、それも大きな魅力です。

 

 

3.未知が沢山

これまでの人生であまり料理をしたことがなかったので、料理のことは本当に知らないことだらけです。
同じ料理でも、クックパッドで調べれば、何通りものレシピが出てきます。
未知なるものを知っていくという、知的好奇心も満たしてくれています。

 

 

4.工夫が楽しい

料理には、もちろんセオリーがあります。
だけど、正解はないと思うのです。
私はまだ、セオリーすらわかっていないので、本当の自由には到達できていませんが、それでも、料理のふところの広さは心地よいものです。

そして、同じ料理であっても、つくる度に工夫をしていける余地があるといところが、私の性格にはぴったりなんです。
そうそう、料理をはじめて、もう一つ良かったことがあります。
患者さんや御家族、特に女性の方との共通の話題が一つ増えたことです。
思わぬおまけでした。

 

 

料理をはじめたきっかけ

2019年の5月に、大腸憩室炎を患いました。
入院を勧められましたが、仕事に穴を空けるのも嫌だったので、絶食をして、自宅で点滴をうちながら仕事をしました。
絶食最終日の夕方に、往診先で梅昆布茶を出していただいたのですが、その時の味が何とも言えず、感動的に美味しかったんです。
そしてその晩に食べた、具のない煮込みうどんがなんと美味しかったことか!

それからしばらく、私だけ毎日うどんを食べる生活でしたから、家族とは別に自分でうどんを作って食べていました。
それから、だんだんと、自分の体調に合わせて家族の分の食事もつくるようになり、知らず知らずのうちに料理にハマって行きました。

最初は、料理そのものの楽しさというよりも、家でも美味しいものをもっと食べたいという、原始的な欲求がスタートでした(笑)

 

 

失敗談

ここでちょっと、失敗談を2つほどお話しします。

1.回しながら溶いた卵を入れる(親子丼)

親子丼をつくったときの話です。
クックパッドのレシピには、「回しながら溶き卵を入れる」と書いてありました。
私は、何の迷いも無く、鍋の中を菜箸でグルグル回しながら、卵を投入しました。
しかし、どれだけ入れても、卵があのフワッとした感じにならず、妻に助けを求めました。
あとはもう、おわかりですね。
回すのは、鍋の中ではなくて、卵の容器の方だったのです(笑)

 

2.味の薄いフライドチキン

昨年のクリスマスも、奥野シェフが腕をふるいました。
これまでに2回ほどフライドチキンもつくっていたので、だいぶ慣れて、レシピは時々チェックするくらいの感じで、衣を調合していました。
そして、家族みんなで揃って、いただきますをしたあと、悲劇が起こりました。
フライドチキンの味がなんか薄い、物足りない…
よーく思い出したら、衣に塩を混ぜるのを忘れていたのでした(笑)

慣れて来たころに事故は起こります。

 

 

得意な料理


※エビとアボカドのバジルクリームパスタ

得意と言えるほどのクオリティの料理はまだないのですが、パスタはよくつくって食べています。
週4-5回はつくっていますので、冷蔵庫にある具材を眺めて、それに合うソースを決めて、だいたい10-15分でつくります。レシピを見ないことが多いです。
あとは、息子が好きなので、炒飯とかチャーシューはよくつくります。
チャーシューは日持ちがしますし、そのまま食べてもよし、チャーシュー丼、ラーメン、炒飯など、いろいろ応用が利くのでよくつくります。

和食は最初は苦手でしたが、徐々に幅を広げています。

 

 

これからのこと

私は性格として、最初すごく熱中して、しばらくして飽きることが多いので、今後どうなるかはわかりません。

ですが、料理の魅力や、食べることの幸せは、今後も消えることはないのではないかと思っています。
飽きがくるかどうかはわかりませんが、今はすごく楽しいので、このままどんどん没頭していきたいと思います。